高次脳機能障害の症状

高次脳機能障害とは交通事故や脳卒中など脳に大きなダメージを負い、その後に発生する日常生活に大きな支障をきたす障害です。障害にはいくつか種類があります。1つ目は記憶障害です。これは交通事故や脳卒中などの脳に大きなダメージを負う前の経験したことが思い出せなくなることや、新しい経験や情報を覚えることが出来なくなることです。

例としては今日の日付や今いる場所が分からない、新しく習ったことが思い出せない、誰かに頻繁に同じ質問をする、といったことです。2つ目は注意障害です。これは周囲からの刺激について意識を向けられない、意識を集中させることができないことです。例としては誰かの話の内容が頭に入ってこない、気が散りやすい、ミスを頻繁に起こすといったようなことです。

3つ目は遂行機能障害です。これは論理的に考えたり、計画をしたり、問題を解決したり自分の行動に対して分析をしたり、評価をする、といったようなことが出来なくなることです。例としては計画を立案出来ない、効率的に作業が出来ない、物事の優先順位をつけられない、指示がないと何も出来ない、といったようなことです。

4つ目は社会的行動障害です。これは周りの状況や場面に合わせて自分の感情を適切にコントロールできないことです。例としては食欲や欲求を抑えることが出来ない、すぐに泣いたり怒ったり笑ったりなど感情がコントロールできない、といったようなことです。これら4つの障害が主な高次脳機能障害の症状です。